2020/07/26 17:50

過日、誰もが目を引く

過日、誰もが目を引く、すごく粋(いき)なお客様ご一行が来店なされました。

余りに素敵すぎて、たいへん不躾ながら(当然、いつもはそんなお願いすることなどないのですが)記念に写真を撮らさせていただきました。

その際、SNSで使ってもいいですよとありがたいお言葉をいただき、今回の投稿とさせていただきました。

お聞きすると、お友達同士で美味しいものの食べ歩きをする際、あえて着物でと取り決めているとのこと。食事と着物、普通は堅苦しさで躊躇するものを、カッコいいです!

お着物の着こなしが素晴らしいだけでなく、所作の一つ一つが流麗で優雅で、スタッフ一同が見惚れておりました。こんなふうに風流に人生を生きたいなぁと、憧れました。

着物はいいですね。

最近、着物と関連して話題となったのが、17歳11ヶ月の最年少記録で将棋の棋聖位を獲得された、若き天才・藤井聡太七段の、着物を着てのタイトル戦。

棋聖戦・第二戦の着物でのちょっと慣れない感じの対局(ご自身では二回目の着物対局)に比べて、タイトル戦が進むにつれ、次第に所作が堂々となり、最後はまさに威風堂々。

さらに、藤井新棋聖は記者会見で「タイトルホルダーとしての立ち居振る舞いを勉強していきたい」と語っておられました。

誰をも唸らせる結果を出しながら「立ち居振る舞い」を勉強する、なんてすっと言葉にできるのが流石ですね。所作だけでなく、生き方も含めた日本の美学を表現した、立ち居振る舞い、素晴らしい言葉です。

その会見と、写真のお客様がつながりました。

お客様たちのように粋に、残りの人生の立ち居振る舞いを勉強、立派な店長になりたいです。そして、どんな素晴らしいお客様にも恥じることのない、お店にしたいです。

精進します!