2020/04/06 01:09
昨日の、デリバリー&
昨日の、デリバリー&テイクアウト対応試作の第二弾は、素直に「チャーシュー丼」です。
当店の定食「卵かけご飯と豚汁セット」の、豚汁の中に入れているチャーシューの具を、そのまま流用しています。
チャーシューは、漢字で「焼豚」と表記することがありますが、これは、中国の「焼き豚」料理である「叉焼(チャーシュー)」に由来するためで、ご存知の通り、日本のチャーシューは、一般的な料理方法では焼き豚ではなく「煮豚」です。
実際、当店も豚肉を二時間以上、コトコトことこと煮込んでいます。お客様へは、沖縄の郷土料理である豚の角煮「ラフテー」と説明することもあります。意味的には、この方が近い。
チャーシューだけど煮豚で、ラフテーなんだけどチャーシューでもある。ああ、ややこしい。
天津料理に「天津飯」なんて存在しないのは有名な話ですが、チャーシューに関する言葉のねじれ具合も、ちょっとばかり面白いですね。